古代吉備文化発祥の地・総社の文化財

備中国分寺五重塔

岡山県総社市上林地内・ 昭和55年12月18日指定

日照山国分寺は備中国分寺跡に、江戸時代中期に再建された真言宗の寺院です。この五重塔は、文政4年(1821)から天保6年までの約14年をかけて建立された岡山県唯一の五重塔です。

総高34・315メートル、木造、方3間、本瓦葺、鋳青銅製の相輪が建っています。3層まではけやき材、4、5層は松材が主体です。初重の各面には十二支を形どった彫刻があります。

初重の内陣の仏壇上には、釈迦、阿弥陀などの4如来が安置され、格天井には花が彩画されています。

屋根ののびがなく、横の幅より高さの方が著しく高いため、不安定な感がしますが、これは江戸時代の塔に共通したものです。


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